鵠沼Diary
平成30年度 1年総合学習 国際理解講演会
2018.12.03
NPO法人「アジアチャイルドサポート」の代表理事を務めていらっしゃる池間哲郎先生をお呼びして、国際理解講演会を行いました。
講師:池間 哲郎 先生
演題:『懸命に生きる人々~日本人こそ学んで欲しい』
講師プロフィール:
1954年沖縄県生まれ。幼少期を沖縄本島北部の本部町で、青年期をコザ市(現沖縄市)で過ごす。会社経営の傍ら、1987年から台湾山岳民族の貧困と人身売買問題をきっかけにアジア各国の貧困地域の撮影・調査・支援を開始。1995年より自身の映像を用いて講演・写真展を始める。1999年から始めた任意団体は、認定NPOアジアチャイルドサポートとして5千名近くの全国有数の大型国際協力団体へと成長、現在も代表として8か国で活動を続けており、その実績は高く評価されている。
「祖国を愛する思いが国際協力の基本」と自らの想いに伴い、東日本大震災支援や青少年健全育成に対しても長期的な運動を展開中。日本人こそ、懸命に生き抜く途上国の人々から「命の尊さ、一生懸命に生きることの大切さ」を学んで欲しい、との願いを込め、全国の企業、団体、学校などで伝え続けている。講演件数は2017年末で3500件超。鵠沼高校でのご講演は今年で5回目。
主な著書:
「あなたの夢はなんですか。私の夢は大人になるまで生きることです」(致知出版)
「最も大切なボランティアは、自分自身が一生懸命に生きること」(現代書林)
「日本はなぜアジアの国々から愛されるのか」(育鵬社)
《生徒感想より》
・自分は今なんの不自由も無く毎日過ごしていて、そのことが当たり前なことではないというのはずっと知っていました。でもこの講演を聞いてどんなに幸せ者かが改めて知ることができたし、逆に他の国でどれだけ悲惨なことが起きているのかということも詳しく知ることができました。よりいっそう今の環境を大切にしなければならないと強く思いました。
・私が今回、国際理解講演会を聞いて驚いたことは、子どもたちが空腹感をごまかすために薬物やシンナーを使っているということです。私は思わず涙が出ました。そして改めて日本という国、私がとても恵まれているんだなと感じました。
・「一生懸命生きること」これほど大事なことは無いと思います。私は何か一つだけでも一生懸命やってみるべきと感じました。それは自分、さらに周りの人へも幸せを与えられるかもしれないと思ったからです。