鵠沼Diary
2019年度春 教育実習生にインタビュー!
2019.06.19
2019年度春季教育実習生として、4名の卒業生が来てくれました!
左端から
①杉本 叡人先生(保健体育科 元文理コース)
②吉田 七虹先生(理科 元文理コース)
③山﨑 晴香先生(理科 元文理コース)
④木嶋 孝太先生(英語科 元英語コース)
Ⅰ.久々の母校の印象は?先生として後輩と接する気持ちはどうですか?
〈杉本先生〉
お世話になった先生方もいれば、新しくお見かけする先生もいて新鮮でした。生徒については、どこを通っても挨拶をしてくれるので、とても雰囲気の良い生徒たちだと思いました。
〈吉田先生〉
目を見て笑顔で挨拶してくれる生徒が多く、学校全体が明るく活発な雰囲気だと感じました。先生として母校に来ているものの、教室や、生徒が小テストなどの勉強している姿を見ると、自分自身の在学時代を思い出し、不思議な感覚でした。しかし、「先生!」と生徒に呼ばれると嬉しい気持ちと同時に気が引き締まりました。
〈山﨑先生〉
居心地の良さ、安心感というものは変わらないです。もう一度高校生に戻りたくなりました。「先生」と呼ばれることに未だに慣れないです。挨拶が活発で、明るい生徒が多く、鵠沼高校が母校であることが誇りであると改めて感じました。
〈木嶋先生〉
卒業してからも何度か来たのですが、変わらず温かみのある雰囲気で、先生と生徒のコミュニケーションが多いなと思いました。また、自分が生徒の時にお世話になった先生方も数多く残っていたので、やはり懐かしさを強く感じました。自分は後輩に対してあまり歳も違わないということで、あまり立場の違いを意識していなかったのですが、先生と呼ばれたときは「やっぱり先生として見てくれているんだ」という実感が湧き上がってきました。自分が担当するHRはもちろんなのですが、どのクラスも自分に気付いて挨拶してくれると嬉しく感じました。
Ⅱ.間もなく教育実習が終わりますが、様々な成功と失敗を経験し、改めて感じたことは?
〈杉本先生〉
授業を担当するだけではなく、担任として生徒とどうかかわるか。1週目はその部分で苦労したと思いました。生徒の素直な反応に触れ、それを授業や生活に活かしていくことができるのが教師だと思いました。
〈吉田先生〉
「教員」という仕事は想像していた何倍も「大変」だと感じました。日々、授業はもちろん、生徒のこと、学校運営のことを考え続ける毎日だと思いました。大変さの中でやりがりを見出したいと感じました。
〈山﨑先生〉
授業を行うことの大変さを感じました。授業内の時間はもちろん、授業前の準備の大変さに驚きました。その分、授業中、生徒が問いかけに対して積極的に発言してくれたり、授業時間外で話しかけてくれたときは、疲れが吹き飛ぶほど嬉しかったです。
〈木嶋先生〉
授業を何度もしている中で毎日失敗の連続ですが、その中でも自分の修正により生徒の反応が一度でも良くなると、それだけでも何物にも代えがたい満足感を得られました。授業以外の面では、生徒との関係に苦労を感じました。こればっかりは自分から動かないと何も変わらず、最初の一週間では顔と名前を覚えるので精一杯でコミュニケーションがとれたのも2人くらいでした。特に文理コースはクラス替えも頻繁にあるため、クラスの人間関係を把握するのが大変でした。しかし2週目からは、掃除の時間、放課後などを使ってコミュニケーションをとることで自然と輪が広がっていきました。改めてクラス全員をまとめ上げるHRの担任の先生は偉大だなと実感しました。
Ⅲ.在校生へメッセージをお願いします。
〈杉本先生〉
たった3年間しかない高校生活。やり残したことが無いように、最後笑顔で卒業できるように、1日1日を大切に生きてください。
〈吉田先生〉
高校3年間という限られた時間で、たくさん悩み、たくさん挑戦し自分の糧にしていってください。そして、何事も全力で楽しんでやりきってください!
〈山﨑先生〉
高校3年間は中学校3年間よりあっという間です。勉強、部活動、全て全力で取り組み充実した3年間にしてください!みなさんのこと応援しています。頑張ってください!
〈木嶋先生〉
高校3年間の中にはたくさんのことが詰まっています。授業、行事、部活などいろいろなことがあります。中には自分のように「先生になろう!」と思う人生のターニングポイントとなる出来事もあるかもしれません。みんなにとっては同じような日々が淡々と過ぎていっているように思えるかもしれませんが、卒業した後必ずこの3年間を懐かしく感じ、すごく楽しかったなと思いだすはずなので、一生忘れないような濃い一日一日を友達や先生と一緒に過ごしていってください!
ありがとうございました。残り少ない実習期間ですが、ぜひ多くのことを吸収してください!