鵠沼Diary
令和元年度 2年理数コース鵠沼サイエンスプログラム 国内研修旅行
2019.11.09
2年理数コースは鵠沼サイエンスプログラムの一環として、11月5日(火)~8日(金)に愛知県に行ってきました。
2年次の国内研修旅行では、名古屋を中心に日本の現在の産業・科学を研修してまいりました。首都圏では無い東海地域での産業の発展を見ることで、今までとは少し違う視点で日本の物づくりについて考える良い機会になりました。
また、訪問先の名古屋大学では大学院生を中心に研究室を紹介していただきましたが、研究だけでなく大学生の進路選びや就職に関する考え方などざっくばらんにお話しいただき、生徒が向かうべき方向の一つを示していただきました。
様々な体験を通じて視野が広がり、高校での学びのその先を意識する良いきっかけになりました。
《研修行程》
11月5日(火)
・日本製鉄名古屋製鉄所 見学
11月6日(水)
・あいち航空ミュージアム 見学
・リニア鉄道館 オリエンテーション・見学
・ミツカンミュージアム ガイドツアー
11月7日(木)
・トヨタ産業記念館 見学
・名古屋大学東山キャンパス キャンパスツアー・模擬授業
11月8日(金)
・名古屋市科学館 館内およびプラネタリウム見学
・名古屋市班別自主研修
《生徒の振り返りより》
・製鉄所に関しては私は全然詳しくないので、新しく知ることが多くて新鮮だった。中でも、最初に見た熱延鋼板が流れてくるところはワクワクした。熱くて、赤くて、どんどん伸びていって、非常に美しいと感じた。
・学校で使われている鉄について詳しく知ろうと思いました。私たちが当たり前のように使ってる鉄は、とても熱いところで鉄を作ってくれている人がいるから使えるので、その感謝の気持ちも込めたいと思ったからです。
・ミツカンは私の中では味ぽんのイメージだったので、200年以上前からあり元々お酢の会社だったのは意外でした。また、大きな会社になったからと言って東京などに行くのではなく、地域に根付きながら歴史を育んでいくのはすごいことだなと思いました。
・理学部は一日中研究をしているイメージがありましたが、有意義な大学生活を送っていると聞いてイメージが変わりました。化学も物理も、世の中に存在している物質などは未解決な物ばかりで、理系には終わりが存在していないと思ったし、私もこのような大学生活が送れるように努力したいと思います。
・名古屋市科学館ではいろいろな自然現象や科学的なことを展示などによって楽しく学ぶことができたし、プラネタリウムでは3日目に学んだ素粒子に繋がるニュートリノについて学ぶことができた。普段の生活では学ぶことのできないことを学べて良かった。
・物理で習ったことを実際に動かして、結果を見たり、技術に触れたりしました。そのことにより、とても分かりやすくて身体を使って覚えることができました。
・今回の研修では、去年と比べても自分の興味のある分野が多かったし、興味のないと思っていた分野おもしろさにも気付くことができたので、とても意味のある研修旅行にすることができたと思いました。
・いろいろな所での見学を通して、私たちの生活はたくさんの人の努力や歴史の上に成り立っているんだなと実感しました。基礎的な学力も大切だと思いました。今回の研修で学んだことを普段の生活で活かせるように頑張りたいです。