鵠沼Diary

令和元年度 1年理数コース鵠沼サイエンスプログラム 国内研修旅行

2019.11.08

10月22日~25日に、1年理数コースは鵠沼サイエンスプログラムの一環として北海道に行ってきました。

今回の国内研修旅行では、「火山」を中心に日本の「いま」と、生徒の「これから」を考えることを目的に、体感を通して学ぶ機会となりました。

「なぜ?」と疑問を持つことの大切さを知り、「こうだと思う。」という答えを考えていくことで、学ぶことの楽しさを感じ、興味の幅を広げることができました。

 

〈見学場所〉

10月22日(火)

・恵山日ノ浜海岸 砂鉄採集

・恵山 登山

・しかべ間歇泉公園 蒸し料理体験

 

10月23日(水)

・森地熱発電所 見学

・地熱利用型ハウス 見学

・有珠山ロープウェイ 見学

・洞爺湖火山科学館 シアター見学

 

10月24日(木)

・日本製鉄室蘭製鉄所 高炉見学

・室蘭工業大学 キャンパスツアーおよび体験授業

・登別地獄谷 見学

 

10月25日(金)

・サケのふるさと千歳水族館 バックヤードツアー

 

《生徒の振り返りより》

・砂鉄が大量にある所が浜にあったのが面白かったです。どこの浜に行っても砂鉄は取れますが、目に見える量で砂鉄がある場所は今まで見たことが無かったので面白いと感じました。

・植物が時間が経つにつれて変わっていっていること、人間の手は何も加えていないのに自然に変わっていくのが面白いと思いました。

・地熱だけで足湯だったり蒸し器だったり様々な使い道がある。地熱は地下で行われているから、風力とかに比べて環境に良いのではないかと思った。

・この発電所では約10万世帯のエネルギーを担っているが、災害とかが起こると一気にエネルギーを作れなくなり、多くの世帯に影響を与えてしまうのが、恐ろしいと思いました。

・有珠山の1回目の噴火は1910年で今から100年以上前なのに、被害者が0人で、前日までになぜ噴火が起こることを察知することができたのか。それができたシステムがあったのを凄いと思い、知りたいと思いました。

・物づくりにおいて必要なことは、能力だったり環境が整っていたりと社会的、環境的なことが関わっていると思っていたけど、一番大切なのはモチベーションであるということが、自分の考え方にはなかったのでとても素晴らしい考えだと思いました。

・バックヤードは江ノ島水族館と比較しながら見学できて、なぜだろうと思った疑問はほとんど解消できた。

・疑問を持ってから本当のことを知ることで、もっと関心を持てました。

・今回、いろいろな所を周ってたくさん学ぶことがありました。そこから出てくる疑問が少しだけありました。その疑問を答えてもらうたび、また他の人が質問しているたびに「なるほど」と思いました。なので、このきっかけが大切なのだと気付くことができました。

・火山は人々にさまざまなものをもたらすと思った。例えば火山があれば温泉が湧き、観光資源となり、それをものづくりを通して観光を推進していけば、たくさん観光客が訪れてお金も多く循環すると思う。今回のことは全てがつながった旅行だった。全ての人に感謝したい。

 

 

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